
調剤薬局事務への就職・転職に当たり、特に重要となるのが志望動機です。
志望動機を記入する・伝える際は、採用担当者が求めるニーズを理解したうえで、自身の強みをアピールしなくてはいけません。
本記事では、調剤薬局事務の志望動機にて適切なアピール法をご紹介します。
調剤薬局事務の志望動機で意識すべきこと
調剤薬局事務の志望動機を考える際は、以下4つのポイントを意識しておきましょう。
- なぜ調剤薬局事務を志望するのか?
- 応募先の調剤薬局事務を志望する理由は何か?
- 調剤薬局事務の経験の有無
- 資格の有無
医療関係の事務や調剤薬局は、他の選択肢も多いため、調剤薬局事務を志望する理由・応募先を志望する理由を明確にしておくことは特に重要です。
調剤薬局事務のどのような点に魅力を感じているのか、応募先の調剤薬局を利用して感じたこと、経営理念に共感したことなど、自身が感じたことを丁寧に伝えましょう。
また、調剤薬局事務としての実務経験が有れば有利にはなりますが、未経験・無資格からでも必要な知識やスキルは働きながら身に付けることができます。
少しでも転職を優位に進めたいという方は、調剤薬局事務の仕事に役立てられる「調剤事務管理士」「医療保険調剤報酬事務士」といった資格を取得しておくのもよいでしょう。
一般事務や医療事務などの他の事務職で培った事務処理能力、接客業などで身に付けたコミュニケーション能力なども大きな強みとなり得ます。
志望動機を履歴書に記入する際は、200~300文字程度で、採用担当者に自身の適性・能力・仕事に対する姿勢などをアピールしましょう。
調剤薬局事務に求められる能力とは?
自分の能力をアピールすることも重要ですが「自身のこれまでの経験を応募先の調剤薬局でどのように活かせるのか?」を意識して志望動機を作成することで、採用担当者に熱意が伝わりやすくなります。
調剤薬局事務の仕事に活かせるスキルとしては、例えば以下が挙げられます。
- 接遇スキル
- パソコンスキル
- コミュニケーション能力
- 事務処理スキル
- 正確性とスピード力 など
これまでの経験を踏まえて「人と接すること、人の役に立つことが好き」「事務処理やデータ入力など、一つひとつの業務を正確に実行できる」などを志望動機に落とし込めれば、説得力のある志望動機で魅力的なアピールができるでしょう。
まとめ
志望動機は、仕事への熱意をアピールするものです。
志望動機を明確に伝えること、自身の能力を応募先でどのように活かせるかをアピールすることで、より採用担当者に響きやすくなるでしょう。
調剤薬局事務の実務経験がない方でも、これまでの経験を活かしてアピールポイントを見つけることは可能です。
自己分析を行ない、明確な志望動機を作り上げましょう。