薬剤師の就職先として、調剤薬局を思い浮かべる人も多いでしょう。
病気になったときに病院とセットで行くので、何となく業務内容について知っていると思います。
ここでは、薬剤師として調剤薬局に就職するメリットとデメリットについて紹介します。
薬剤師として調剤薬局で働きたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
調剤薬局に就職するメリットとは
調剤薬局に薬剤師として就職するメリットは、残業が少ないこと、店舗数が多いこと、雇用が安定していることの3つです。
調剤薬局は町の病院の門前薬局であることが多いので、夜遅くまで開いていません。
たまに夜間も空いている調剤薬局がありますが、ほとんどの調剤薬局は定時で帰宅が可能です。
薬歴をスピーディーに書くことで、仕事のスピードを速くできるでしょう。
調剤薬局は店舗数が多いので、就職先に困ることはほとんどありません。
調剤薬局は医療機関であるため、雇用が安定しています。
民間企業であれば売上のアップダウンもありますが、病人は常にいるので仕事の需要はなくなりません。
むしろ、高齢化が進むことで調剤薬局の需要はますます増すでしょう。
専門分野も極められ地域医療にもかかわれることから、調剤薬局に就職するメリットは大きいといえます。
調剤薬局に就職するデメリットとは
調剤薬局に就職するメリットは複数ありますが、同時にデメリットも存在します。
調剤薬局に就職するデメリットは、土日も空いている、年収がなかなかアップしない、患者を選べないことなどです。
調剤薬局は残業が少なく定時で帰れますが、土曜日に空いている所もあります。
子どもや家族の予定に合わせるためには、土日に働かなくていいパート勤務をした方が良い場合もあります。
調剤薬局で長年働いていても役職がない状態であれば、お給料はあまりアップしません。
調剤薬局で働きながら給料をアップさせるには、管理薬剤師や他の調剤薬局へ転職する必要があります。
調剤薬局は、薬局の側から患者を拒むことはできません。
イライラして怒鳴る患者や迷惑行為をする患者などが来たとしても、受け入れなければなりません。
病院の次に調剤薬局に来る患者が多いため、待たされてイライラしている患者が多いのが、調剤薬局のつらいところです。
まとめ
調剤薬局に就職するメリットとデメリットについて紹介しました。
安定した働き方がしたい人やどこでも働けるスキルを身につけたい人には、調剤薬局が向いているでしょう。
この記事を読んで調剤薬局に興味を持った人は、薬剤師として活躍してみてください。